安倍元首相銃撃 山上被告手製パイプ銃「殺傷能力あった」警察職員が証言 再現でべニヤ板4枚貫通 

 安倍晋三元首相が銃撃され殺害された事件の裁判員裁判で、押収された銃の再現実験の結果、弾丸はべニヤ板4枚を貫通し、鑑定した警察職員が「殺傷能力があった」と法廷で証言しました。

 山上徹也被告(45)は3年前、奈良市で応援演説中だった安倍晋三元総理を手製のパイプ銃で撃ち、殺害した罪などに問われ、10月28日行われた初公判で「全て事実です」などと話していました。

 6日の裁判では、現場や自宅から押収されたパイプ銃を鑑定した警察職員への証人尋問が行われ、山上被告の説明をもとに、銃や火薬などを再現し発射実験を行ったことが明かされました。

 その結果、弾丸が50センチ間隔で置いたベニヤ板4枚を貫通し、弾丸の速さは時速換算で720キロ前後に達したということです。

 職員は法廷で「弾丸は全ての銃が発射可能で、いずれも人畜を殺傷する能力を有する」と証言しました。

 裁判は来週から弁護側の証人尋問が始まり、山上被告の母親も法廷で証言する予定です。
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3 Comments

  1. 選挙期間中の奈良県警の警備が、ず~っと「ザル警備」だったから、至近距離から暗殺できる標的として、安倍氏は山上にロックオンされた。山上被告は大和西大寺駅の1つ隣りの駅(新大宮駅)のそばに居住していた。(直線距離3km)

    時系列は下記だ。(新聞記事)

    5月→山上被告が勤め先を退職。

    6/25→茂木幹事長が大和西大寺駅北口で演説。

    6/28→安倍氏が大和西大寺駅南口で演説。

    7/初→山上被告が安倍氏の遊説先をPCでネット検索をはじめる。

    7/7 早朝→奈良市内の統一教会関連のビルへの銃撃

    7/7 →PC検索で把握した安倍氏の遊説先の岡山へ新幹線で遠征。

    7/7 →岡山で『安倍氏は本来の敵ではない』との内容の手紙を投函する。

    7/7 →岡山県警の警備が厳重で暗殺断念。

    7/7 →帰りの新幹線車内でのスマホ検索で明日(7/8)に安倍氏が大和西大寺駅北口で演説することを知る。

    7/8→大和西大寺駅北口で安倍氏を暗殺。

    上記の時系列を見れば、山上容疑者は、「元々、安倍氏をターゲットにはしていなかった」ことが分かる。安倍氏を標的にしたのは「6月末~7月初」の間だ。ず~っと、安倍氏を標的にしていたのなら、6/28に安倍氏を銃撃しなければ嘘だ。

    すなわち、山上は、6月末の大和西大寺駅での、安倍氏(6/28)や自民幹事長茂木氏(6/25)の遊説を偶然見て、警備の手薄さに驚いた。

    と、同時に、これなら、至近距離でないと当たらない、手製の銃でも、実行可能と考えた。

    その証拠に、山上が安倍氏の遊説日程を検索しはじめたのは、7月に入ってからだ。(当時の新聞記事)

    ただ、暗殺が難しい統一教会幹部ではなく、教会にうっすら関係があるだけの、安倍氏を暗殺することが、教会を滅ぼすことに繋がるのか?と、山上は自問自答したが、結局、『安倍憎しの日本の偏向マスコミの力を借りれば可能』と考え、実行した。

    資金も尽きていた。

    仕事を辞め、借金もあり、家賃も滞納しており、いずれ管理人が、武器庫(火薬庫)と化した、アパートの部屋を見に来るだろうから、焦ってもいた。

    教会との関連を印象付けるために、実行日の前日に、教会の敷地で、わざわざ試し撃ちを行ったり、自分の動機を説明する手紙を書いたり(『安倍氏は本来の敵ではない』などの内容)、『安倍氏暗殺と統一教会の社会的抹殺』を結び付ける工作を行っている。

    真実は、警備が手薄で暗殺成功が見込めるから、教会とも関係がなくはない、安倍氏に土壇場でターゲットを変えただけの話だ。山上の卑怯さ・狡猾さに強い怒りを覚える。

    恐ろしいのは、奈良県警の不始末で起きた暗殺事件を、当事者の奈良県警自身が捜索していたことだ。
    もう、山上が6月末に演説を見ていたという直接の一次情報(防犯カメラ・目撃証言)は、出てくることはない。

    愚かな話だ。

    警察と検察の99.9%の関係も、封建時代以下のレベルで泣きたくなる。

    元首相が暗殺された事案で、この「ていたらく」は、国家の根本に著しい病巣を抱えているということだ。