「緊急銃猟」クマ4頭 柿の木登り緊迫 ドローンで空から「犬の鳴き声」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年11月11日)

 10日も、列島各地で4頭のクマが「緊急銃猟」で駆除されました。そうした中、空からの新たな対策も始まっています。

■「緊急銃猟」1カ月で18件

 山形県酒田市で撮影された写真。柿の木に登ったクマが写っていて、すぐ横には住宅が見えます。市は「緊急銃猟」を発令し、親子とみられるクマ3頭を駆除しました。

 富山県砺波市では、住宅の敷地内にある納屋に体長およそ1メートルのクマが侵入。1時間居座りました。

納屋の所有者(71)
「ここをはっていった。中にいた。じっとしていた。まさか、うちに来るとは思わなかった」

 クマは、農機具などをしまう納屋の中で見つかりました。猟友会のハンターが小窓から猟銃を向けて駆除したということです。

 先月15日に全国で初めて行われた「緊急銃猟」。10日までの実施件数は18件で、ペースは加速しています。

■安全な場所から追い払い

 そうした中、岐阜県では来週から新たなクマ対策が始まります。

 ハンターが操縦しているのはドローン。手元のコントローラーの「音」というボタンを押すと「ワン、ワン」という犬の鳴き声が再生されます。さらに、煙や音でクマを撃退する仕掛けもあります。

アエロジャパン 志村伊織代表
「クマがいる森の中に入らなくてもいい。安全な距離を保ちながら、ドローンを飛ばしてクマの追い払いができるのが大きなメリット」

(「グッド!モーニング」2025年11月11日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

11 Comments

  1. ワイ熊駆除に少しでも貢献したいのですが、山に行ってネズミ用の毒餌とか勝手に撒いたらダメでしょうか?🤔

  2. ①山と街の境界線が曖昧になった➁熊の個体数が増えた③熊のエサが不足している、すべて解決しないと来年以降も同じことの繰り返し

  3. 今年これで熊は学習するんですね。
    熊の学習スピードと国や地方自治体の予算編成の変化スピードで、熊が人間と犬を何体食べるか競争がw。
    この手段は獣害駆除の定期的実行の副産物であり代替にはなり得ないことの認識ができない人がいる分だけ人間の方が不利な戦い。