運航会社社長の桂田被告「罪が成立するかどうかわからない」 観光船沈没事故の初公判で無罪主張

北海道・知床半島沖で2022年4月、観光船が沈没し、乗客と乗員合わせて26人が死亡・行方不明となった事故で、運航会社社長の桂田精一被告の初公判が開かれ、弁護側は無罪を主張しました。桂田被告は事故当日、悪天候が予想され事故が起きる可能性を予見できたにもかかわらず、出航などの中止を指示せず、26人を死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。裁判では事故が発生する危険を予見できたかどうかや出航の判断の是非が争点で、桂田被告は12日の初公判で「罪が成立するかどうかわからないので法律家の判断に従う」と述べた上で弁護側は無罪を主張しました。判決は2026年6月に言い渡される予定です。

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