RSウイルス感染症ワクチン 妊婦への定期接種開始へ(2025年11月19日)

 乳児が感染すると重症化する恐れのあるRSウイルス感染症のワクチンについて、厚生労働省が妊婦への定期接種を来年4月から始める方針を示しました。

 RSウイルス感染症は、発熱やせきなどかぜのような症状が続き、多くは軽症で回復しますが、生後6カ月以内の乳児などが感染した場合、重症化する恐れがあります。

 19日、厚労省はRSウイルス感染症のワクチンについて、公費での定期接種を始める方針を示しました。

 対象は妊娠28週から37週までの妊婦で、胎児にも抗体がつくと期待されています。

 定期接種は来年4月から開始される方針です。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

15 Comments

  1. アメリカやEUでは2023年に承認されてるもので、日本は日本独自の治験を行うので1年遅れで承認され、さらに来年から定期接種になる、というもの
    ちなみに歴史としては1960年代に一度治験を行ったものの効果が薄く認可されず、その後2016年から治験が再開するもコロナで一旦中止になり、コロナ後再開するという、意外に長い歴史のあるワクチンです。