自公政権と立憲民主党の大連立はあるの?(篠原WBSデスク解説)【ギモン18】

自行政権と立憲民主党との大連率はあるの ? はい。ま、一言で言うとですね、これ エソラごととは言いきれません。私はそう いう風に思ってます。え、参議院選挙後の 重要なシナリオの1つとして、ま、検討 する人もいますよね。え、ただ実際の実現 可能性っていうのは、あ、まだまだ なかなか見通せない状況だという風に 言えるかと思います。あの、今回の参議院 選挙後のですね、大きな課題っていうのは 、え、衆議院でいかに下半数を確保するか です。例えば政権が今回の戦によって、え 、参議院で下半数を維持したとしても依前 として衆議院では下半数に足りないわけ ですよね。え、逆に今回の山陰戦で野党側 が自行政権を参議院で下半割に追い込んだ とします。え、すると衆議院ではですね、 野党が手を組めば過半数もあり得ますから 、え、野党政権も理論上は不可能ではない わけですね。え、ただ今の野党側には政権 を担当した経験がある人っていうのは ほとんどいないんですよね。で、本当に 政権担当する力があるのか、そういう指摘 をですね、する厳しい見方もあるわけです 。で、こういう話の流れの中でತ್ಯ上し てくるのが自行政権と立憲民主党との大連 率ということなんですね。ま、参議院選挙 でも自行選が過半数を獲得しても衆議院で は下半数に至らないならば、ま、おそらく まずはですね、日本維新の会や国民民主党 と連立の拡大を模索するんじゃないかと見 られていますが、ま、それができない時、 維新や国民民主との連立拡大協議ってのが うまくいかない時は自己政権として立憲 民主党との連立、すなわち大連立を組む べきではないかという見方ななんですね。 で、他方もし参議院選挙で事項が参議院で 過半数割れした場合立憲民主は野党中心の 政権を組む、え、打ち立てるということも 論理的には可能になってくるわけです けれども、ま、政権担当能力がおぼつか ないんじゃないか。え、そうであればまず は自行政権と立憲民主党で大連立をして、 え、政権担当能力をつけるところから 始めるべきではないか、こういう見方が あるわけです。ま、確かに自民党と旧民主 党からの流れ中でこの県民主党今見ますと ね、両党の当首の間で石と今の野田代表 ほど、ま、近しい関係にある両党投手の 組み合わせっていうのはなかったかもしれ ません。え、また、え、両党投手の考え方 も本来的には近しいものがありそうです。 ま、例えば消費税減税を巡ってですね、ま 、今回選挙が近いってこともあって、今 やっぱ選挙近くなるとお互いに違いはこう だとえ、いう風にですね、説明するために 違いを際立たせるので、ま、自民党は消費 税維持、え、立憲民主党は食料費について の一時的な消費税減税というものを掲げて いますけれども、元々野田代表はですね、 え、現在の消費税10%引き上げの法案を 主導した総理大臣です。この消費税10% っていうのは野田内閣の時にそういう法案 ができたんですよね。で、石総理、野田 代表とも消費税の必要性は本来的にはよく 分かっている2人だ。認識にはそう違いは ないんだという見方もあるんですね。え、 ですから参議院選挙後に大連立を組むこと があったならばお互いが与党野党の立場だ とまあね、やっぱり与党野党で批判し合わ ないといけませんから、え、そういう立場 だとやりにくい消費税の問題とか年金の 問題、医療費の問題などをお互いに政権を 担う大年という責任のある立場で処理す べきではないかという声も聞かれるんです 。ただ公明党の斎藤代表は、え、6月25 日の先日の講演で行政権と立憲民主党の大 連立について小戦局制のもで連立をこの 拡大するというのは技術的には非常に 難しいという風にこの大連立に否定的な 考え方を示しています。ま、元々小選性 っていうのは2代政党性を前提に、え、1 つの選挙から1人だけを選ぶ、当選させる 制度なんですよね。自民党と野党第1党の 立憲民主党が戦うことを前提にした制度 ですから、この領党が手を組むとその今の 小選局の前提が崩れるから選挙調整って 難しいよねっていうのが、え、公明党斎藤 代表の理屈なわけです。え、また立憲民主 党側でもこんな意見があります。ま、自分 達ってのは元々自民党政治と対決するって いうことでできた立憲民主党なんだから 自民党と手を組んでいいはずがない。もし 大年日という話になれば離する人が出て くるんじゃないか。あ、こういう話も出て くるんですよね。え、ですから冒頭で重要 なシナリオとして検討する人はいるけれど も実現可能性は見通せませんという風に 言ったのは今言ったような諸々の背景が あるからなんですね。ただ大連立率って いうのはですね、全くのエ空ごとではない ということも申し添えておきたいと思い ます。え、というのは私が駆け出しの政治 者、本当に政治者として1年目の頃ですね 。え、当時2007年でしたね。え、第1 次安倍政権が夏の参議院選挙で、え、敗を きしまして参議院で事項が下半送終わった んですね。それでその後を引き継いだ副 政権がねじれ国会に、え、駆除していまし た。え、参議院で下半数が割れ、え、割っ ているという状況で駆慮をしていた。で、 そこで副田政権は小沢一郎議員が率きる、 当時の小沢代表が率いる当時の民主党と 大連立を格策します。で、私は当時ですね 、この政治記者の駆け出しっていうのは 総理版というのをやりまして、え、毎日の ように当時は総理大臣が記者の取材に応じ ていた裏下がりというのがあったんです けれども、小沢代表とこの大連立の打席の 階談をした直後、福田総理にですね、次の ように私質問をしました。 ま、当時福田総理と小沢表の間ではその会談で大連立が事実上合意できていた段階だったわけですけれども、このように質問しました。ちょっとご覧ください。 あの、民主党と自民党がですね、あの、協力してしまうと批判制力というのは大変小さくなってしまって政治体制としては大変危ない状況になりかねないと思うんですが、それについての総理の認識は、 ま、それはね、あの、それはこういう、ま、どういう風な体制でまとまるか分かりません。え、しかしそれはね、やっぱりそのチェック機能点必要ですよね。おっしゃる通り。だからそういう心配のないように、あの、考えていきたいと思います。 小財代表は信頼できる相手ですか? はい。これ最後。
あ、 信頼しないで話できますか? はい。どうもありがとうございました。 はい。ご覧いただきました。 声だけですけれども、若干若いですかね? 分かりませんが、ま、あの、私はですね、 大連率っていうのは数の上では確かに必要 かもしれないけれども、やはり野党勢力が 極端に小さくなってしまうことていうのは これ危ないのではないか、昔の体制抑的な ことになりかねないんじゃないかという 危機感を若い政治記者ながら感じまして、 え、総理大臣に直接質問をしたわけです。 ま、福田総理は1つ目の質問に対して、 その懸念は理解するという風に言った上で ですね、そうならないようにすると チェック機能をどうにかするんだという風 に明言をしました。で、その上で私は数々 のこれまでを作ってきたですね、え、小沢 代表を信頼できますかという風に質問した ところ、福田総理は自震ありに信頼しない で話できますかという風に答えたわけです が、実はこの10数分後、小沢市から断り の電話が福田総理に入るわけです。あの、 小沢市自身はですね、大連立に前向きだっ たんです。え、将来民主党が政権を担うに はこの民主党の議員たちがほとんど政権を 担当したことない議員たちでしたから、え 、政権を担当する経験が必要だと小澤は 感じていて、え、そのためにも大連立を やった方がいいんじゃないか。そして閣僚 や副大臣政務官というポストを経験した方 がいいんじゃないかとこのおざしは考えて いたんです。しかし福田総理との会談を当 に持ち帰ってこの当幹部の役員会を開いて ですね、この大連立を図るとこの民主党 幹部が並み反対をするわけです。それで 小澤市は福田総理に断りの電話を入れる ことになりました。ま、このように大連立 構想っていうのはですね、今回だけじゃ なくて過去にも浮上した重要なシナリオな んです。でも実現には大変高いハードルが あります。え、今回はどうなるのでしょう か

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「与野党各党の選挙後の連立等の動きを教えてほしい」
というギモンを ししゃも さんからいただきました。

選挙や政治に関する「いま知りたい100のギモン」。
前官邸キャップの篠原裕明WBSデスクが解説します!

解説者:篠原裕明(WBSデスク)

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37 Comments

  1. 真面目にフェンタニル密輸について取りあげて欲しいです。もし与党と財務省の関与があったら大変な事になりますよ。

  2. 多分永田町でも一位二位を争う狸を「信頼しないで話ができますか」ってうそぶけるのカッコ良すぎる…

  3. 20年くらい前から声が全然変わらないですねー😀
    新しい政党が議席を増やしはじめ日本政治は危機的な状況にある
    大連立は良識的保守的な判断だ

  4. 大連立で自民と立憲の右左に寄りすぎてる人が離脱して真の中道政党ができれば1番いい
    そして石破氏野田氏で透明性のある社会保障や税金も含めた抜本改革をしてほしい

  5. 確かに大連立の可能性はありますね、内閣不信任案が出せず解散させれなかった立民にしたら今は自民が有利な為将来政権を取る為には連立し与党経験が必要かも連立のチャンスは選挙後なので夏の参院選の可能性が高いその次の選挙は参院で3年後連立し大与党になれば衆院も解散がなければ任期はまだ3年強あるので立民も与党経験には最適だと思う。今後憲法9条改正議論など長期問題にも連立でも少数でない安定与党が良いと思う。

  6. 2007年に一度、当時の自民党と旧民主党との間に大連立の話がありましたね。
    今回もその話が出てきていますね。でも実現は無理だろうなー

  7. 2007年の圧倒的に強い野党だった民主党ですら大連立には踏み切れなかったのに今の立憲民主に大連立なんてできるわけが

  8. 維新「社会保障改革」国民「103万円の壁178万円に」自公と維新あるいは国民との連立は「実現へのハードルが高い」しかるに一見してもっとも対立しているはずの立憲民主が「具体的な政策実現課題、政策実現要求は1つとあげていない」のがきな臭さを感じます。立憲は3党合意の中で「食料品消費税ゼロを取り下げる」自公側は特に公明党「軽減税率の意地を諦めて給付付き税額控除への移行に同意する」ともに財務省が描く政権構想、実現可能性は極めて高いと思います。

  9. 参院選で野党が過半数超えれば政権奪取できる立場になるわけで、それで今後衆院で不信任案ださないのは野党の怠慢になる。

  10. もし大連立したら、枝野、小川、辻本あたりはどんな顔して立憲に居続けられるのだろう??
    まともな神経があるなら離党しかあれ得ないと思うけどね。
    小西、杉尾なんかは恥の概念を持ってないからしれっとしてそうだけど。

  11. >自公政権と立憲民主党の大連立はあるの?
    ないと思う。まず、林官房長官が「立憲と組むくらいなら、自民は下野していい」と明言している。もう1つ。立憲はそうは言っても議員数が多い。自公との選挙区調整は事実上、不可能でしょう。連立の相手として、自民が公明を選んだのも、小さな政党だからです。そういう意味で、維新や国民民主を取り込むのが現実的です。