治水を強化“地下河川”構想とは 住宅や愛車も浸水被害…激化する“都市型水害”【報道ステーション】(2025年7月11日)

突然の激しい雨は今日も 湿めった空気の影響で待機が不安定になり 、大阪府、京都府、宮崎県などに大雨警報 が出されまし 昨日は首都県を猛烈な雨が襲いました。数年に [拍手] 1 度程度しか発生しないような短時間の大雨が降った時に発表される記録的短時間大雨 情報が関東地方だけで 24回発表されました。 雨が落ち着いた後も渋滞になっている場所が交差点にあったのは道路が割れめくれ上がったアスファルトです。 実はこの1 時間半ど前。や、飛んでる、飛んでる。え、飛んでる、飛んでる。危ない。 マンホールの蓋が飛び、猛烈な勢いで水が吹き出し、周辺の道路のアスファルト部分が割れたと言います。 警察などによりますと、この際飛び散ったアスファルトの破片が近くの車 3台にあたり、このうちの 1台に乗っていた30代の母親と9 歳の男の子が軽い怪我をしたということです。 去年、東京新宿駅前でも大雨が降った後にマンホールから水が吹き出したことがありました。近年こうした現象が相ついでいます。 専門家側 結論出ないんですけれども、一応あの状況からするとウォーターハンマー現象という現象だと思います。マンホールの表面に圧力を抜くための穴が開いてたはずなんですね。下水艦の水がまず吹き出した。昨日はどうも水の量が多かったようで十分に圧力が抜けなかったみたいですね。 周りのアスファルトを巻き込んで大爆発の ようにね、吹き飛んだというような状況 ですよね。 激しい雨が降ると短時間のうちに大量の 甘水が下水道感へ流れ込みます。 すると水移は一気に上昇し、中の空気が 圧縮されます。 水圧で蓋が飛ぶのをウォーターハンマー現象。空気圧で蓋が飛ぶのをエアハンマー現象と言います。 マンホールの隙間からこう水がちょろちょろっと出てきたらば、それはその次に来る大爆発の全長かもしれないので、ま、早くその地域から逃げるということがね、やっぱり重要かと思いますね。 [音楽] 記録的な大雨から 1 や。え、住民は片付け作業に追われています。え、こちらは昨日新被害にあった住宅街です。建物の中にまで水が入ったんでしょうか?火材が外に出されています。 浸水の被害にあった人は 20年近くと はい。 一緒にエ棒みたいな車だったんで長く乗ってきた車だからね。 ここが駐車場なんで 駐車場に止めていた車の中まで水につかり、 エンジンがかからなくなっため 歯者にすることを決めたと言います。 だと思います。あと、ま、ひたすらもうお疲れ様り。それしかないですよ。 あとは、ま、 ごめんねかな。警報も出したんだから高台 とかに移動してやられてれば避けれたもの だと思うんだ。 昨日目黒川のシ流弱れ側の水移が上昇し、 内水判断が発生したものと見られています 。 周辺の地域では床上や床下が浸る被害が出ていました。 どの辺りまで水は来て そうですね。あの内中入ったくらいですから雨は閉めてあったんですね。 30cm ぐらいあったと思いますね。こら辺ぐらいまで。 あ、この辺その 浸水被害を未然に防ぐためこんな場所も 際川が増した際この柵から地下のトンネルに水が流れるようになっています。これは東京区を流れる古川の普段の様子。 昨日午後7時頃、川の水移は溢れるほどに 上昇していました。それから1時間後。 水移は見るみるうちに下がっていきました 。 水はどこに行ったのか特別に案内して もらいました。 階段を降り続けること 10分。 この先には何があるんですか? はい。え、この扉の向こうにはですね、え、シールドトンネルがありまして、そこに、え、咲夜の水も溜まっている。 [音楽] 地下40にあったのは巨大な調節地。 大雨で河線が増した際に施設の中に水を取り込み水移を下げ河線の判断や浸水被害を防ぐことが目的です。 こういった施設を作って、え、運用していく、あるいはですね、またさらに、え、増やしてですね、え、増強していく、そういったことが重要だと考えております。 はい。 昨日首都権を沿った猛烈な雨というのはその凄まじさとと共にもうこれまでの経験則がもうあんまり通用しないんじゃないかと。 しかも都心ですからね。 え、ということすら感じましたけれども、おに備えていかなければなりません。そのための壮大なの構想もあるようです。 はい。あの、VTRでもありました、え、 古川地下調節地というのはここにあります けれども、え、これ、あの、増水した川の 水を一時的に貯める地下トンネル式の施設 なわけですが、これ都内には他に2つあり まして、それがまずこちら練り幕にある ここですねにある、え、白子川地下地と、 え、杉並区にあります、え、神田川7号線 地下調節地です。 で、この神田川の調節地についてはですね、昨日これ稼働していまして、ピーク時には、え、 23% 水を貯めたということなんです。はい。うん。 で、今ですね、この2 つの地下トンネルをこう結んで 1 本化する工事というのが進められています。これ掃除業費は 1252 億円。2027 年度の完成を目指しています。 で、これが完成しますと、ま、全長はおよそ 13.1km で、え、小学校のプールに換算すると、およそ 4800 杯分水を貯めることができるということなんです。 つまりその想像が難しいということですね。 ま、とにかくたくさん貯めることができるということなんですよね。で、さらに東京都はですね、この地下トンネルを 東京湾の方にまで流すという構想を発表しています。で、あの、水を一時的に貯めておく。 こういうあの調節地とは違って主水した水 をそのまま東京湾に流すというものなん ですがこれあの全長30km規模と見られ ていまして完成時期は未定なんですが小池 知事は江戸時代に地水事業で大きな鉱石を 残した徳川家康に例えて家康並の地下の川 を作るとま今日ですね改めて意気込みを 語っています。で、この構想について都 担当のテレビ朝日社会部森島記者は、え、 今すでにある調節地というのは一定の機能 を発揮していて、ま、これを増設すること によってさらなる効果が期待できると。 ただ、え、海にまで拡大する構想については川の出口、ま、つまり、え、加工付近で海に水をどうやって流すのかという後法が決まっておらず、ま、予算面でも課題が多いということでした。出てくれ。 [音楽] [拍手]

11日も湿った空気の影響で、大気が不安定になり、大阪府、京都府、宮崎県などに大雨警報が出されました。

10日は、首都圏を猛烈な雨が襲いました。数年に1度程度しか発生しないような短時間の大雨が降ったときに発表される『記録的短時間大雨情報』が、関東地方だけで、24回、発表されました。

横浜市では10日夜、マンホールのふたが飛び、猛烈な勢いで水が噴き出し、周辺の道路のアスファルト部分が割れたといいます。警察などによりますと、この際、飛び散ったアスファルトの破片が近くの車3台に当たり、このうちの1台に乗っていた30代の母親と9歳の男の子が、軽いけがをしたということです。

去年8月、東京・新宿駅前でも大雨が降ったあとに、マンホールから水が噴き出したことがありました。

近年、こうした現象が相次いでいます。

水難学会 斎藤秀俊理事
「結論は出せないが、ウォーターハンマー現象だと。マンホールの表面に圧力を抜く穴が開いていた。下水管の水が、まず噴き出した。10日は水の量が多くて、十分に圧力が抜けなかった。(マンホールの)周りのアスファルトを巻き込んで、大爆発のように吹き飛んだ」

激しい雨が降ると、短時間のうちに大量の雨水が下水道管へ流れ込みます。水位は一気に上昇し、中の空気が圧縮されます。水圧でふたが飛ぶのを“ウォーターハンマー現象”、空気圧でふたが飛ぶのを“エアーハンマー現象”といいます。

水難学会 斎藤秀俊理事
「マンホールの隙間から、水がチョロチョロ出てきたら、大爆発の前兆かもしれない。早く、その地域から逃げることが重要」

10日、目黒川の支流、蛇崩川の水位が上昇し、内水氾濫が発生したものとみられています。周辺の地域では、床上や床下がつかる被害が出ていました。

記録的な大雨から一夜、浸水被害にあった住宅街では片付け作業に追われていました。
駐車場に止めていた車の中まで水に浸かり、エンジンがかからなくなったため、廃車にすることを決めたという人も。

愛車が浸水被害にあった人
「30年近く一緒、相棒みたいな車だった。長く乗ってきた車だからね。ひたすら、もう『お疲れさま』『ありがとう』それしかない。あとは『ごめんね』かな。警報も出ていたので、高台に移動してあげれば避けられた」

自宅が床上浸水した人
「(Q.どのあたりまで水が来た)家の中に入ったくらいだから。雨戸は閉めてあった。30センチくらいあったと思う」

浸水被害を未然に防ぐため、こんな場所があります。

東京・港区を流れる古川。10日午後7時ごろ、川の水位は、あふれるほどに上昇していました。それから、1時間後、水位はみるみるうちに下がっていきました。

水はどこにいったのでしょうか。
地下40メートルにあったのは巨大な調節池。大雨で河川が増水した際に、施設の中に水を取り込み、水位を下げ、河川の氾濫や、浸水被害を防ぐことが目的です。

東京都建設局 楯興広工事課長
「こういった施設を作って運用する。さらに、増やして増強していくことが重要」

◆都市型水害への対策が進んでいます。

増水した川の水を一時的に貯める地下トンネル式の施設『古川地下調節池』。
東京都内には、こうした施設が、ほかに2つあります。練馬区にある『白子川地下調節池』と、杉並区にある『神田川・環状七号線地下調節池』。この神田川の調節池は、10日、稼働して、ピーク時は23%入りました。

そして、いま、この2つの地下トンネルを結び、“一本化”する工事を進めています。総事業費は1252億円。2027年度の完成を目指しています。これが完成すると、小学校のプールで約4800杯分貯留できます。

さらに、東京都は、この地下トンネルを東京湾にまで拡大する構想を発表しています。
水を一時的に貯めておく“調節池”と違って、取水した水をそのまま東京湾に流すというものです。全長30キロ規模とみられ、完成時期は未定ですが、小池知事は11日、江戸時代に治水事業で大きな功績を残した徳川家康に例えて、「“徳川家康並み”の地下の川をつくる」と、改めて、意気込みを語りました。

この構想について、都庁担当のテレビ朝日社会部・森嶋萌記者は「いまある調節池は、一定の機能を発揮し、増設によって、さらなる治水効果が期待できる。海にまで拡大する構想は、川の出口=河口付近で海に水を流す工法が決まっておらず、予算面でも課題が多い」と話します。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp