酒に酔って暴れて、物音に叫んで怯えて――　元日本兵の父との壮絶な日々　旧日本軍がタブー視した兵士のPTSD　#きおくをつなごう #戦争の記憶【news23】｜TBS NEWS DIG

酒に酔って暴れて、物音に叫んで怯えて――　元日本兵の父との壮絶な日々　旧日本軍がタブー視した兵士のPTSD　#きおくをつなごう #戦争の記憶【news23】｜TBS NEWS DIG

いつもはもうここにもうあのハカちに包んでみたくない置いてますね。ずっと 母が 未だに直視できない 父の写真 [音楽] 大阪市に住む藤岡さんにとって父は恐怖の対象でしかありませんでした。 [音楽] 普段は暴れてるんですね。 お酒飲んでわーって子供を追いかけ回してあの踏みつけたり野郎って投げつけたり 傷つけて 暴れたと思えば こんな時も 雨が降ると父がもう部屋の隅でガタガタガタって震えながらあいつが殺しにくるってすごい叫ぶんで屋根にこうパタパタパタパタって音が鳴ると父が兵隊の足音が聞こえるって言ってまた怯えるんです。うわあってなるんです。 もう泣いてるし怯えてるし 父は戦争のトラウマを抱えていたのです。 [音楽] ですね。 20 十歳で海軍に入った藤岡さんの父千島劣島の松葉島の航空基地に配属されました。 [音楽] [音楽] 再散漢方射撃にさらされるも生き延び終戦 。 さらに3年間シベリアで欲留されました。 藤岡さんが生まれた時は終戦から12年が すでに経過していましたが、父のPTSD のような症状は年々悪化していったと言い ます。 さんが9歳の時には その混乱してあの私へのま、そのあの性制虐待その瞬間をあの母が夜中にあの子供が心配で見に来た時に見てしまった。 父のトラウマは藤岡さんにも連鎖していきました。 新獣ごこって言ってるんですけど、あの 壁際に立たせてこれからみんなで一緒に 死のうって言うんですね。プロパンガスの あの線をひねるんですね。しってガツが出 てくるんですけど、それをすると母がもう 反響になって死ぬんだったらお前だけ えって言ってもうそのガスを止めに行くん ですね。 で、その、その場面だけがいつも私の中でリフレイン。父はその後自殺。しかし藤岡さん自身もふとしたことをきっかけに当時を思い出してパニックになるように。 駅とか商店街でミストがあるじゃないですか。 あれがしていう音がした時にものすごい恐怖でパニックになったことがあるんですね。もうプロパンガスのガスの音だってこうわーってこうもうってすごい怯えた記憶がね。 長年口を閉ざしてきた藤岡さんでしたが 2 年前から大けの場で語るようになりました。 きっかけは藤岡さんと同じように 日本兵だった父親との経験で トラウマを抱えた人たちとの出会いでした。 父親がですね、小学生の頃の私にお前人を殺すって人を突き刺すって権ですねって聞くんですね。 やだなと思ったんですけど、 辛い経験を共有することが癒しにつがると気づいた藤岡さん。自らが経営する喫茶店で月に買い辛い経験を語り合う場を作りました。そして忘れようとしてきた父のことを理解したいと気持ちが変わってきました。 取り寄せた父の軍歴から見つかったのはシベリア流中のカルテが不十分やっぱり頭痛が続いてますね。 [音楽] 戦事中の様子を知るにつれ父の思いは変わっていきました。 [音楽] あ、よく生きてたな。あなたが私がここにいるんだよって。こうは初めてなんかこう親らしい上っていうのか。 うん。実は戦治中旧日本軍は心に傷った兵士はいないとその存在を隠蔽してきました。戦争トラウマの専門家は高指摘します。 日本の軍隊っていうのは天皇の軍隊で、ま、世界最強だから、ま、そういう兵士はいないんだという形で存在そのものをこう隠蔽する。 一方で軍部は精神疾患にかかった兵士の研究を秘密りに行っていました。この映像も長年表に出ることはありませんでした。 手足の痙攣でコップの水を飲むことも困難 に。 立ち上がることや歩行ができなくなった 兵士もいました。 千葉県市にある病院の倉庫には陸軍病院の 極費資料のコピーが残されています。 [音楽] 終戦後はあの償却処分にしてくれと命令が 下ったんですけどもあの商たたちが忍びに あの忍びないとドラム感に入れまして埋め たそうなんです。 精神疾患の兵士およそ8000人の病日誌 カルデです。 多くの兵士が地での加害行為から罪の意識 に苛まれ精神に異常をきしていました。 両民6名を殺したることあり、 これが夢に出てうされてならぬ。 特に幼児をも一緒に殺せしことは自分にも 同じような子供があったので余計嫌な気が した。 専門家は記録に残されたのはほんの一部 だったのではないかと言います。 明らかに重度のアルコール依存症であったり、ま、自殺未水をね、繰り返してたりとか、ま、そういうような人でも全然やっぱり病院に行ったりとかなんか福祉につがってとか全然ない。 うん。 のでも本当にもう本当統計に現れてないことがたくさんあるはず。 かつて国によって隠され、本人や家族も直できずに元日本兵の心の傷の問題。 [音楽] 藤岡さんらは今国に実態調査を求めています。問題を明らかにすることが [音楽] 2 度と戦争を起こさないことに繋がると考えているからです。生きてきた私たの声を聞いてください。 戦争っていうのは1人の人間をその優しい 人だとかあの悪い人だと関係なくもう 巻き込んであの偉い目に合う行けば心病む しあの体のどこかが不自由になっていく そこんところがきちんと今の若い人たちに あの伝えないと今こそ国に本越しを入れて 掘り起こしていく積極的に取り組んで欲し いっていうのはも本当に説望しますね。

「起立！」酒に酔った元日本兵の父が、兄と私を壁際に立たせる。「これから皆で死のう」そう言って、プロパンガスの栓を開くと「シー」という音と共にガスが出てくる。藤岡美千代さん（66）が5歳ぐらいの時の記憶だ。
この「心中ごっこ」が日常的に繰り返されるなど、藤岡さんにとって父親は恐怖の対象でしかなかった。
戦争が人の心を壊すのは今では広く知られているが、日本では長年、本人も家族も問題を直視できずにいた。旧日本軍の極秘資料と兵士の家族の証言からその実態が浮かび上がる。

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