【ニュース】「的撃ちと実際のクマは違う」警察の駆除部隊始動にハンターたちの思い複雑#shorts

相次ぐクマ被害に対応するため、13日から警察官がライフル銃で駆除することが可能になりました。ただ、現場のハンターからは心配する声も上がっています。

■クマ対策で新局面 現場緊迫

 13日、東北道下りの岩手山サービスエリアに1頭のクマが現れました。

ガソリンスタンドの店員
「普通にいて、1回出てきて、戻ってって。いろんな所に連絡している間に、また出てきて、ぐるっと回っていって。本当に出るんだなと」

 サービスエリアは一時、封鎖されました。

 連日のように方々で出没するクマ。市民の不安を払拭するため、13日から警察官がライフル銃でクマを駆除することが可能になりました。

 しかし、現場に立つハンターからは懸念の声も上がっています。

■「実践向けではないと思う」

秋田県警 小林稔本部長
「本日『クマ駆除対応プロジェクトチーム』を発足し対応していく」

岩手県警察本部警備部 哘崎正宏機動隊長
「クマ被害対策・対応に尽くします」

 13日から警察官がライフル銃を使用して、クマを駆除することが可能になりました。

 警察官による駆除は、人の生活圏にクマが現れ緊急猟銃の市町村判断が間に合わない場合や、現場のハンターが足りない場合などが想定されています。

 現場に立ってきた猟友会のメンバーはどう感じているのでしょうか?

花巻市猟友会 菅実さん(74)
「正直なところ、体制的には悪くはないと思う。猟友会、猟友会となんでもかんでも丸投げにされるより、こういう機関が出ればいいが、ただ実践向けではないと思う」

 50年以上、生きた獣と対峙(たいじ)する難しさを知っているからこそ出た言葉です。

 技術とメンタル“2つの壁”が立ちはだかると話します。

「クマだって、はい撃ってくださいと止まったりしているわけではない。的うちと実際にクマを駆除するというのは違う。やはり、狩猟経験のある人がそういうのについてほしい」

8 Comments

  1. 警察が ライフル銃使用可能になるのは全然いいけどさ
    猟友会のハンターたちも自分たちの判断で発砲してもいいようにしてあげてよ

  2. 跳弾万能説によって砂川の猟友会員の銃を取り上げた事を肯定する一方で緊急銃猟なる制度を最近になって作り、町中で跳弾万能説を排除し発砲が許される矛盾がある。あの空虚な裁判は何時までやるんでしょうか?

  3. 日本国内にたくさんある某所に隠されているモノに対抗する手段として使われることを期待します。

  4. >実戦向きではないと思う
     そりゃぁオメェらと一緒の様にゃいかんだろうよ。自衛隊でも特級持ちでやっとトントンとちゃいますのん?