90年代サラエボ紛争中の“狙撃ツアー” イタリア検察が疑惑の捜査開始(2025年11月14日)

 イタリア・ミラノの検察は、1990年代のボスニア紛争で、イタリア人を含む富裕層がツアーとして訪れ民間人に発砲していたとされる疑惑について、本格的な捜査を開始しました。

 1992年に始まったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、住民の大量虐殺が行われ、3年半で20万人が死亡したとされています。

 イタリアメディアによりますと、イタリア人を含む西側諸国の富裕層らがセルビア人勢力の兵士に多額の金銭を払い、娯楽目的で住民に無差別に発砲していたとされています。

 ミラノ検察は殺人の疑いで事件に関わった人物への捜査に着手したということです。

 「狙撃ツアー」と呼ばれる残忍な行為の解明を目指すものだとしています。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

39 Comments

  1. なんちゅう悪趣味…まあ、イタリアンマフィアが跋扈していた時代らしいからなぁ当時は。ベルルスコーニとかヤバいんじゃね?

  2. 世界で胸を痛める出来事は枚挙に暇がないが
    「反吐が出る」
    ニュースを聞いただけで思わず口から出てしまったのは初めてだ

  3. ボスニア紛争はファシスト&イスラムと大セルビア主義の戦いでもあるから、
    セルビア人勢力がイタリアのファシストと繋がっているのは思えなかった。
    だけど、セルビア人勢力は民兵のグループかいくつかあったからもしかしたら
    その民兵たちが手引きした可能性もありえなくはない。

  4. マン・ハント(人間狩り)なんてあくまで創作の中の話だと思いたかったがリアルでやらかしてた連中がいた疑惑があると。富裕層相手になんつう商売やってたんだか。

  5. ドイツ騎士団の異教徒狩りと同じことを20世紀になってもやってるなんて、
    つか、基本的な考え方として「ホステル」と同じだよね。
    ああいうのって、フィクションだけかと思ってたよ。

  6. 当時、中学生の自分、ニュースでスナイパー通りのことを知った。
    あのスナイパー通りに向けて狙撃していた連中の中に、そんなイカれた奴らが居たことが信じられない。
    これを企画した奴が断罪されることを期待している。

  7. マジで…。
    当時やっていて富裕層なら中高年あたりか? 親と来ているか資産を引き継いだなら若年はありえるがそれでも今なら高年だし。中高年あたりはなくなっているのもいるのでは?