新クマ対策はドローン 効果は?… AIでクマ検知し注意喚起“Bアラート”【スーパーJチャンネル】(2025年11月13日)
警察官のライフル銃を使ったクマ駆除が可能となるなか、クマ対策にドローンを投入。その効果は。
■ハンター語る クマ撃つ難しさ
13日午前9時40分ごろのガソリンスタンドにクマです。クマはガソリンスタンドの前を横切り、走り去っていきます。
映像が撮影されたのは東北道下りの岩手山サービスエリアです。
ガソリンスタンドの店員
「普通にいて、1回出てきて戻ってって。色んなところに連絡している間にまた出てきてぐるーっと回っていって。本当に出るんだなって」
ガソリンスタンドの店員は、すぐに警察などに連絡したといいます。
クマが出没した影響で、サービスエリアは安全が確保されるまで一時封鎖されました。
秋田市の中心部、近くに大型ショッピングモールがある街中でも多くの目撃情報が…。
12日午前7時半すぎ、ハローワーク秋田の防犯カメラが捉えた映像には白いフェンスの隣を歩くクマ。駐車場に出ると、道路の方へと近付いていきます。トラックに驚いたのか、きびすを返し、消えていきます。向かった先にあったのは建物の出入り口。しかし、侵入するそぶりを見せずに走り去っていきました。
ハローワーク秋田 庶務課 佐藤一彦課長
「常日頃、意識はしていたが、まさかここに出るということは本当に想定外で、本当に寝耳に水の状態だった。今回はたまたま開庁時間前だったので、客が危害に遭うことはなかったが…」
施設ではクマの出没を受けて自動ドアを手動に切り替えるなど、対策を取りましたが…。
ハローワーク秋田 庶務課 佐藤一彦課長
「有効な抜本的な対策は正直なところないので、我々もどうしたらいいのかというのが正直なところ」
市民の不安を払拭するために13日から可能となる警察のライフル銃によるクマの駆除。秋田県警本部ではクマ駆除対応プロジェクトチームの出動式が行われました。
警察官によるライフル銃を使ったクマの駆除は、緊急猟銃の市町村判断が間に合わない場合や現場のハンターが足りない場合などが想定されています。
警察のライフル銃によるクマの駆除を現場ハンターはどう感じているのでしょうか。
花巻市猟友会 菅実さん(74)
「正直、体制的には悪くはない。猟友会猟友会ってなんでもかんでも丸投げにされるより、こういう機関が出ればいいが、ただ実践向きではないと思う。的撃ちと実際にクマを駆除するのは違う。現場慣れしている人、狩猟経験のある人がそういうのに就いてほしい」
■新対策はドローン 効果は?
目指すはクマへの対応の加速。そのために最新技術の導入も進められています。
箱わなを勢いよく倒すほど巨大なヒグマ。倒した後も重さ300キロの箱わなをものともせず押す驚異的な力。
雪が降るなかでも、出没が絶えない北海道では最新技術を使ったクマ捜索が導入されています。
上空からドローンで撮影した映像。草が生い茂った場所でモゾモゾと動くのが「ヒグマ」です。ドローンを不思議そうに見上げる様子も…。
ヒグマは1頭しか居ないように見えますが、実はこの時、もう1頭ヒグマが茂みに潜んでいたのです。
人間の目ではもう1頭がどこに隠れているのか分かりませんが、熱を感知する赤外線センサーで見てみると…。
画面中央で動くのが先ほど確認できていたヒグマ。その左側で赤く映っているのがもう1頭のクマです。
改めて先ほどの映像を見てみると、クマの左側の草むらにもう1頭のヒグマが潜んでいたことになります。
ドローンでクマを撮影 興北建設 原田欣典社長
「賢い、クマは。人の気配も感じたりドローンの気配も感じたのか、動かないで茂みに隠れていた」
この映像を撮影したのは「建設会社」です。
建設現場で使うドローン撮影のノウハウを生かし、警察や猟友会と連携してクマを上空から撮影。
この日は近くで目撃情報があったものの、クマの行方は分からなくなっていました。そこでドローンを使ってクマの居場所を把握。その後、箱わなを仕掛け捕獲することができたといいます。
ドローンでクマを撮影 興北建設 原田欣典社長
「ある種、時間との勝負になってくるかもしれない。(捜索が)広範囲にわたるので、時間が経つと」
活動範囲を広げたクマとの遭遇を避けるためにも早急な発見は被害減少に期待できるといいます。
ドローンでクマを撮影 興北建設 原田欣典社長
「開始して30分ほどでクマを発見できた。警察や役場の職員が危険な場所に入らなくて済むのが一番大きい」
■最新クマ対策“Bアラート”
さらに、クマとの人身被害を減らすためAI(人工知能)技術の活用も進んでいます。
富山市が設置したカメラが捉えたのは11日、暗闇のなかで茂みを歩くクマの映像。
草むらから顔を出すと、暗闇で光るクマの眼が確認できます。
これまで数々のクマの映像を捉えたのは「Bアラート」と呼ばれるAI技術を用いたカメラです。
富山市森林政策課 杉林広和副主幹
「今年度は今のところ人身被害はない状況」
最大の特徴はクマかどうかを判別する「精度」です。
クマやサル、イノシシなど6万枚の獣の写真をAIに学習させることで、最大99.9%の精密な判別が可能となりました。
富山市森林政策課 杉林広和副主幹
「(クマが)映るごとに地域住民に知らせて、周辺には近付かないようにと」
80%以上クマと判別すると、瞬時に自治体に自動で転送。その後、防災無線での周知や小学校の登下校時の保護者への送迎依頼など、迅速な注意喚起が可能となりました。
富山市森林政策課 杉林広和副主幹
「AIカメラであれば瞬時にメールで担当者にも届くので、時間的には30分以上の短縮になる」
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
38 Comments
毒のエサを付けたドローンで駆除しよう
本州でも東北周辺は際立って目撃情報が多いので本格的に駆除に取り掛かってほしいところ
撃て撃て皆殺しだ!
最後の富山のAIの画像判定はAIの無駄使いだわ
こんなんもう日本中熊だらけになっちゃうよ
dangerous
熊で再生数稼げるからどのオールドメディアも必死だな。1分でまとめて違う社会問題を報じなさい。
熊スプレーとネットランチャー付きのドローンを開発
大量生産
即使用できるようにして下さい
自衛隊が自爆ドローンで駆除すれば訓練にもなって一石三鳥くらいになるけど法令と安全確保が難しそうだな。
いつか人間に天罰がくるわ
震災か病気だな
興北建設さんありがとうございます。ヒグマが町に降りてくるのが普通になってる今、役場の町長は自衛隊に救助を要請するなどしなければいけないのに、本当に判断が遅くて被害を待っている様子。こんなことじゃ通学路で子供達が喰われますよ!!!安全を守るのは町長の責任です。警察でも消防でも学校でもない。町長、市長ですよ!!!早く動いて!
ドローンで毒針でも打てよ、熊の国になる
どうせすぐに何もしてこないことを学んで無視するようになるだろ
注意喚起しても根本は何も解決してないから駆除しなよ
酒は美味いわ、
熊探索にはドローン+サーモ有効そうでいいな
比較的手軽に使える技術はどんどん投入して少しでも安全な環境で頑張って欲しい
警察官の熊の対応を猟友会は監視しましょう、違法行為が無いように?
うちの近所もクマがよく出るので、徒歩5分のコンビニでさえ、車で行かなきゃいけない状態😢
もうドローンに爆弾でもつけてそのまま突っ込ませたらいいんじゃね
警察とか導入したり引き続きハンターに任せるより費用対効果考えてもそっちのほうがよさそうだし市街地でも銃で撃って外したり跳弾やらの危険もないし
大量発生したのが狼とか大型のネコ科動物だったら悠長なことは言ってらんないと思うが、
クマだから対応もノンビリだった
通報後ドローンで追いかけるのは悪くないけど
最初の接触で襲われる可能性もあるしなぁ
短絡的な思考で警察批判してるの、雑音でしかないと分からんものかな。理解してないからやってるんだろうけどさ。
熊の駆除1つにも様々な法が関わってくるし、それを動かすのにもどうしても時間はかかる。関係する方たちが何もやってないとでも思ってるなら相当ズレてる。
どんどん駆除してほしい。
怖くて旅行にも行けないよね。
熊のプーさん。😊😊😊😊😊😊
ドローンに爆弾つけてもクマが死ぬとは思えない。ライフル銃でしっかり狙いを定めて一発で倒せるかな?ってレベルで硬いし。下手したらブチ切れて暴れるかもしれん。他のリスク考えたら微妙すぎる。
人身被害36件はヤバイ
こういう技術開発も必要だけど、わけの分からんいちゃもんつけてくる人向けに教育するのも大事な気がする。
熊の惑星
ハローワーク?登録しようと?無理かも
ドローンのジンバルにCNC用のレーザーモジュールを取り付けて照射すれば熊の視覚を奪えるかもしれません。
クマを撃って遊びたい。
クマも職探しにくる時代になったのか···。
人類の脅威になりつつある。
もはやエイリアン、プレデター的存在。
ユーチューバーの方が先取りしてて草
ドローンで、山のてっぺんらにどんぐりや桑の実などをたくさんばらまいたら熊は山の上の方にとどまってくれると思う。山のてっぺんらへんに餌がないから、人間がいるところまで降りてきているのだから、ドローンで、山の上に熊の餌をばらまけばいいと思う。
実際、大阪の箕面の猿は、昔は観光客が食べ物を持っていたら遅いかかってきていたらしいが、現在では、山のてっぺんに餌を設置したことに猿よって、観光客がいる場所に降りてこなくなったというのも聞いてた。ドローンを使うのが安全でいいと思う。
熊殺されて良かった
赤外線ドローンの導入推奨〜〜〜〜 T(╹◡╹)T
職探しなのか食探しなのか。