20年物の国債 利回りが約26年ぶりの高水準に(2025年11月19日)

 財務省が19日に実施した20年物の国債の入札で、落札の利回りが約26年ぶりの高い水準となりました。

 19日に入札が行われた20年物の国債の落札利回りは2.833%と1999年7月以来、約26年ぶりの高い水準となりました。

 需要の強弱を示す応札倍率は3.28倍と、前回の3.56倍を下回りました。

 大きいほど低調とされる落札価格のテール=平均と最低の差は31銭と、前回の13銭から拡大しました。

 19日は新規発行の10年物国債の利回りも一時1.775%と、約17年半ぶりの高さとなりました。

 高市政権が近く決定する経済対策でコロナ後最大となる17兆円を超える歳出となる見通しで、財政悪化への懸念が国債の利回りの高さに現れたとみられます。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

11 Comments

  1. やっと普通の世界へ。財政悪化するっていうのもまた嘘です。国債のほとんどは国内の売買で、国会でもほぼデフォルトはないし財政悪化もしないと財務大臣が申しておりました。

  2. 上がってもたかが知れてる。
    金利というよりも、為替だが為替も健全だと思う。高度成長期になった大きな要因