クリムトの肖像画 約370億円で落札 現代美術作品として最高額(2025年11月19日)

 オーストリアの画家のグスタフ・クリムトが描いた肖像画がオークションにかけられ、現代美術作品として最高額となる日本円で約367億円で落札されました。

 18日、ニューヨークのサザビーズで行われたオークションにかけられたのは、クリムトが1910年代に制作した「エリザベート・レーデラーの肖像」です。

 クリムトのパトロンの娘を描いたもので、約20分間の競りの末、2億3640万ドル、日本円で約367億円で落札されました。

 これはサザビーズが販売した現代美術作品の中で最高額だということです。

 落札者は公表されていません。

 同じ日にはイタリア人アーティスト、マウリツィオ・カテラン氏が制作した「黄金のトイレ」も出品されました。

 約100キログラムの18金が使われ、実際に使うこともできるということです。

 金の価格が高騰するなか、使われた金の量の時価とほぼ変わらない1000万ドルから開始されましたが、入札者は1人しかおらず、手数料を加えた1210万ドル、日本円で約18億8000万円で落札されました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
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29 Comments

  1. やはり私には芸術はわからんな… これ見てたら私が一生懸命描いた落書きにも1億くらいの値段がつきそうな気さえする…

  2. 日本の美術品には誠に優れたものもあり、特に桜の下に佇む伝統建築と、そこに優雅に立つ着物姿の女性たちの光景には深く惹かれる。まことに趣深く、比類なき美である。実は自宅のハードディスクにそのような作品のコレクションを保管しており、それが私に日本語への興味を抱かせた理由の一つでもある。もちろん、他にも多くの要因はあるが。🌸 😊🇬🇧🇯🇵

  3. 金のトイレが金の時価総額で買われんのおもろ。こんなん作者からしたらおまえの作品には一円の価値もないって言われてるみたいなもんやん