「軍隊は住民を守らない」沖縄・久米島の住民虐殺事件、戦後80年 歴史の事実に向き合う“日本軍が民間人にしたこと”【報道特集】｜TBS NEWS DIG

「軍隊は住民を守らない」沖縄・久米島の住民虐殺事件、戦後80年 歴史の事実に向き合う“日本軍が民間人にしたこと”【報道特集】｜TBS NEWS DIG

それは現前と存在する歴史の事実である 沖縄技市の咲美術館に展示されている沖縄 線の図島の虐殺 80年前日本兵が入用児を含む20人の 住民をスパイと見なして虐殺した 那覇から西の海を超えたく島で彫刻家近所 ミノさんがその歴史を島の人々と刻むため レリーフに向き合っていた高生に 語り継ごうと子供たちも参加彼らが政策に 関わったのは事件の犠牲者の数と同じ20 体の信だ40 年以上前に制作した作品をここに行きづかせようとしていた 忘れることができないのは 朝鮮人の家族一家殺されたという話だ失敗容疑で殺されというのが俺にとってはものすごく衝撃だったその衝撃があって作ったのがあれだ [音楽] その彫刻は殺され倒れているはずの母親が同じく命を立たれた我が子を抱き上げようとしている 自分が殺されるよりも子供が殺されたことへの悲しみ怒り生き通りどういう気持ちで母親は包め込もうとしたのかというのがこの作品の基本にあったものと思いますね [音楽] うん タイトルは昭和 20年8月20 日その日に至るまでのく島に何があったのかその運命を決定付けたのは山の頂上に日本軍山の兵隊と呼ばれていた 当時9歳の上津の明さん 日本軍の近くに住んでいる友達が羨ましかった 自分たちは山の兵さんが守ってくれるけどでもう自慢してねで僕たちも本気にそう思って自分も向こうの村の子供に生まれればよかったって思ってましたよ だが新たな体調の着でその空気は一変した山し並走長だ こんにちはどう その香山について元長さんが 22年前の取材に語っている そ民集めて
はい あの演日をしているんですよ 先生がね からローから変えてきながらこんなバカな がに来上がったかというね脅迫的なことを 言ったんじゃないかなと思うんです沖縄 本島で日本軍の組織的戦闘が集結する10 日前その後の事件のきっかけとなる出来事 が起きるこの海岸から島の攻略を図る アメリカ軍が偵察のため上陸その家庭で3 人の住民を拉致したそのうちの [音楽] 1人10代の青年に対する人尋問記録だ く島には日本軍の兵士がいるか およそ50人の兵士がいる そこに日本軍の軍備施設はあるか 通信施設とおそらく機関中がある 住民が拉致されたことを知った火山は こんな通達を出した拉致されたものは スパイになる帰ってきたら家族はもちろん 一般住民との接触も絶対現金 に軍局に報告連行することとし 宣伝ラ産婦の場合は殺にこれを収集取りまとめ軍当局に総することを習得有しるものは敵側スパイと見なし殺す [音楽] そして島に戻った青年らを呼び出して アメリカ軍の人問の様子を問いたした 火山隊と呼ばれた日本軍に所属していた島 出身の1人中原善助さんが主期を残してい たそこに火山と青年とのやり取りが記され ていた 米軍はバツはしなかったか 全然帰って大事にしてくれた 食べ物は良いのをくれたか ご馳想がたくさんあった卵やらお菓子やらやら 私はそばにいてハラハラさせられた青年の言分があまり良くなかったので 青年からはこんな言葉もあったという 日本は降参した方が良いと思わぬかと言っ たから私は早く降参した方が良いと思うと 答えた [音楽] 6月26日アメリカ軍がこのイーフビーチ からついに上陸 その翌日最初の虐殺が起きるアメリカ軍に 命令され火山の元に幸福韓国場を届けた 男性がその場で銃殺さらに2日後あの青年 に虐殺の手が伸びるその家族長や 警房団長まで 人が残された 殺害された長の従い子荒さんは 現場の光景が忘れられないでた 妖怪されてから
はいはい
あのアメリカ アメリカ軍にね脱されましたねええ 帰ってきたから
うん あっちに
閉鎖に連絡なかったと言って 口もまた警房乱町も酸っぱい誰に ありされて 疑われて責任にさやって殺されて 並べて焼かれていたす 何すのが当たり前かね 国人はこの場所にあった家に集められ住験 で突き殺された上家とも焼け払われた 火山隊に所属していた中原さんは翌日 になって事件を知らされた私は話を聞いて 呆然として言うべき言葉も知らなかった山 隊長は部下の兵隊10名を武装させ9名の 民間人を縄で縛り上げ正面に立たせ者 の合図によって一斉に殺したとのこと残人 極まる行為である同じ日本人が同じ日本人 を私の同じ部隊の兵隊が私と同京のく島の 人をしかも何の罪もない 何も知らない民間の人々を大量に虐殺するとはその罪英語に許さるべきものではないと思う かつて村長を務めた人物の日記には本弄される住民の姿がある香山が山を降り家に帰るものはアメリカ軍に通じるものとして殺害すると住民を脅迫 [音楽] [音楽] 一方で住民はアメリカ軍から山を降りなければ日本軍と見なすと通告されていたアメリカたちが上陸してきてからは [音楽] はい もう全文の虎ラ候肛門の狼としかも見ていないですよ [音楽] この時アメリカ軍はこう見ていた 軍政府の活動は少なくとも20%の島住民 の協力を勝ちている そんな中住民が避難する豪を回って家に 戻るを説得する人物が現れた中かり名雄 さん 沖縄本島で捕虜になった中ださんはアメリカ軍の島への漢方射撃の計画を知り島の実情を話し攻撃をやめさせたそれと引き換えに案内役を務めていた [音楽] ね 昨田直ひさんがその呼びかける言葉を覚えていた アメリカとは三道路道路どうもしないよ あアメリカがね 今日は来ない来らえないよとか避難する必要ないよみんな上がってきてブロックに上がってきていいよといいよえ [音楽] お井の上津さんは暴空を掘っていた時に 叔父の中だかりさんに声をかけられた はい ともあんたねもうそんな僕が掘る必要ないよ はい もう日本として負ける可能性あるからね もうそれよりも早くねあブラックにね降りてあの何した方が生活した方がいいんじゃないかっていうねあのあの剣だけはすね今でも頭がわかの声がね今聞いてない気がするんですよ そんな中だかりさんへの日本軍の視線は厳しかった 日本軍の間でもあいつなんとかして殺してやりたいとみんな話していた 住民からの情報も軍に寄せられていた 中だかりはいい不近の一見屋に 1人でいるから殺してくれとか色々でした それを知り中さんは焦っていたのか ただ あかきてる子さんの祖父の元に助けを求めに来た こちょこちょこ行ってますけど 魚ね
はい33匹ぐらい あのなんかここから笑としてやりますよねそれ下げてお父さん祭と言ったわけ助けてくださいって助けてくみ触りて言ってたんです だが荒さんの祖父もスパイと疑われた人を島の外へ逃したことで警察に睨まれていた 名誉お前はとても助けたいけどね うちの周囲見てごらんって言って警察官がこんなだから動けないんだよて言ってこれ下げて帰えるあの足取り あれを覚えてますよ多分覚悟して帰ったんじゃないですかね うんそうか その世虐殺は見度び実行された 妻さん一歳の長男と共にこの場所にあった とされる隠れで殺害されその場で火を放た れた 終日後のことだった を食べたかね食べなかったかねというのもねあの そうですね もう本当に名ゆさんのその家族のも胸打ち考えたら泣けますよ 上津さんが虐殺の現場を訪れると焼けた水場の後には でこのさですねと魚を料理したようなねした後でなかったかというね 妻茂さんの妹坂本鶴子さんも現場の参を聞いていた 赤ちゃんだから
はい パゾ外だったんだそん時ね うんはい
名前はひだったさ秋ひ あ秋ちゃんうん 片っぽの足をやってすぐ日本島で ええ 切ってね皮の中投げて投げたって男女はね あのこの骨盤で分かりよったってあこれこれはこれは ああ
しげだねえこれは名誉だねと言ってね そして当時の島のある事実を語った 友軍と
うん
手取って やってる人たちがいるから誰はどこそこにいる誰はどこそこにいるて言って うん
これすぐ分かりやとみたいさ やっぱ密国する人がいたんですか
うん そうそうそうそううん その末にその日がやってきた昭和 20年8月20 日次の標的となったのが朝鮮出身の谷川のブルさ一家 [音楽] 7人だ 当時6歳の上津さん 思い出すのは妻さんのある合での姿だ その谷川さんのお母さんがあの出ていって はい あの僕は軍人大好きだっていうあのお湯自分でそやってるのをねってもあの覚えてるんですよ非常に積極的なところがあるなという風なは印象残ってますけど そんな一家がなぜスパイと見なされたのか く島の人にとってはよそもですよね 門さんがあの熱を出してるんで米軍の近くに行ったってなんか卵と交換したお薬をもらいに行ったという話も聞きましたけどもとにかくその辺をずっと近くに歩いているのを誰かに通報されたと思いますけどね その日の夕方元長さんが火山隊の姿を見ていた 田門とこ立てたらねわでね日本当んでよ はい
兵隊が2
人とも
ええ それと若い青年たち 2人にこの人たちの住はどこかと [音楽] その先を目撃していた男性に 上津ゆ子さんが戦後話を聞いていた 顔見知の兵隊から実は谷がを殺害しに行くんだということをあの聞いてるんです はい でそれを追っかけて後ろからついていったらしいんですねそれで谷川さんが友人のうちに隠れてるのを引き出してきて 23
人の兵隊が 5 眼の方へ首に縄をかけて引っ張っていった 僕は殺すところは見なかったが首を閉めて 殺し五が突きとしたらしい その遺体に取りすがって泣き続ける幼後に も刀は振り下ろされたという その後谷川さんの自宅に行くとうさんと 子供たちがいた さんはみ子を背負い長男和夫さんと溝に逃げたがこの場所にあったガジュ丸の木の下で捕まった 日本島からやそれも自分は目撃したんだと 歌さんと背中の血みそして夫さんがここで説明した そこから再び谷川さんの家に行った女の子 が2人いて兵隊がお父さんお母さんの ところに連れて行ってやるからと連れ出し その後2人の女の子は遺体となって この臓林に捨てられていた こで 追われていたの2人の4 本の足がね見えたとうちの姉はそれは見ましたとそれで 1番最初にね
うん 目撃した方がうちの隣のおばさんでしたけどもやっぱり自分が子供ができて 昼寝してる時にね毛布から足が出てるの見ると この光景を思い出してね 思わずこう足ってしまうと 沖縄あの 長男の和夫さんは上津明さんの台の親友だった 一緒に毎日もうほとんど毎日遊んでいましたね体が小さくて小さいもの同士友達になって その日の衝撃は今も忘れていない 泣きましたよ友達だから殺されたいことを 聞いてね て親父がもうそんなに道でね泣いたりそん とするよということ が1個をやる時にね島の人が肩にしてるの を間違いないです おばあたちもうですただ1つだけ救いが あるという街ですマツとしてね ちょっとほっとしてるのは 火山が あの種が一家を殺すというこの大を聞いて ねこれを谷川に次にねこの行為は僕非常に 容気がいる火山にすれたら殺されるからね でも頭では物ないチムでチムで物を思いし て飛びしていた そこでも僕はあ良かったなとはただ米とも したということをもちでもはだと思ってい ます数は殺されたという恨みもある関係 個人的にはねこれ絶対許しません スパイをかけられた順民はさらに増えていた 6 歳の上津ゆ子さんの一家もアメリカ軍との接触を理由に殺害リストに上げられていた 次の虐殺は9月9日に計画されていたと いうだがその2日前 火山は武装解除に応じ幸福島 の戦争は終わった 一刻者の存在があり被害と加害が微妙に 絡み合ったことでく島では事件を語ること が長く避けられてきた しかし沈黙は破られる 事件は27年経って沖縄が日本に復帰する 直前明るみに出た その報道からおよそ2週間火山と事件の 遺族や関係者がテレビ番組で見えることに なった あ国民があ全部自由は持たないけれども 兵態と同いてあるとうんいう信念の元に
敵 に行為を寄せるもの
うん にはこれはあ断固ある象徴を取るんだと いう信念のもでこれを処刑ですな んであの谷川さ 1家なんか小さい子供怖いを助けてくださいとあんな泣き叫ぶ子供たちまで犠牲にしたんでしょうか するかと思えば何のお前の言い方なんだこれは [音楽] 今の沖縄の自衛隊も来たらああいう日本の軍隊お前みたいなことせんかと思って皆反対しておるんだ 軍隊として軍人として取った処置いのに対する責任はえ疾患として全部追いたいことが報道では武態度ヘジェンタ態度と耐えられておりますけれども私の軍事とは変わりませんけれども [音楽] 沖縄研究の第 1任者石原名誉教授は他の島で 軍によリストが作られていた実に出ているになってね 緊迫したね有事の状況になるとですね軍と行動を共にする住民もいるわけでねでそういうこの住民からの情報とかで持ってですねそういうこの害減リストがで来上がっていくんですね 軍隊はもう国民を守るものという風に 受け止めている部分もちろんあってそれで にみんな協力したりまた加わっていくって いう風なのあるわけなんだけど実際の展開 の家庭においてはね軍隊がその自分たちに ね守るどころか殺すようなねもなっていく んだということをね あの軍隊の本質というものをねめる まあ1 つ大きなねあの材料教訓になっているんじゃないかなと思うんですよね そのそれを それを元長さんは魔の当たりにしていた 戦が起こったり軍隊軍隊だけしか守れなんて住民守りませんよ絶対守りませんよこれだけもうはっきりしまいますから [音楽] 谷川宇さんの気持ちを表現した彫刻のデさンを焼きつける皇帝と野信仏の設置を残してレリーフは形になった刺激的なものを避けてほしいという一部の声に抗うように近所ミさんは私実を刻んだ [音楽] 光沢 母親に銃を向け刀を振り上げる兵士そして逃げ惑う住民たち 戦争を美化するのと否定するものの戦いなんですよ戦争の真実の事実装を隠蔽するものとの戦いの意を込めて作ったとそしてもう 1 つ未来に沖縄線を未来に伝えるというのが大きな目的なんですよ 死者20 人とつがるの仏は子供たちが作っただから未来につなぐためのこのレリーフの役割であるということも忘れたらいかんということです それから80 年に刻まれた犠牲者の生きた証が永久に歴史の事実を伝えている 取材したコデレクターですお願いします さ子さんは数々の証言を直接聞いてきたわけですよね政治家の発言どう受け止めますか あのこの否定というのは長く語り継がれてきた住民にとっての沖縄線の教訓の否定そのものだという風に思うんですよね まそそういった西田参院議員の後押しする かのように日本軍の人たちが沖縄の人たち を殺したわけじゃないと言ったのが賛成党 の上議員でしたけれども歴史の事実は今お 伝えした通りですえそれに西田さんはです ね自分たちの納得いく歴史を作らなければ ならないとも言いましたえそこから感じる のはですね沖縄線の教訓というのは複不 都合な真実なのではないかえ歴史修正主義 という言葉がありますけどこれ歴史捏造と 言ってもいいのではないかそんなキスら いたします 軍が民間人にしたこと有事になると社会はどうなるのかそれを象徴的に表してるのが島の事件だと思います歴史の事実に何を見るのかその姿勢はその先の国のあり方につがるんだと思います

沖縄戦について「かなりむちゃくちゃな教育のされ方をしている」など、またも政治家から歴史の事実を否定する発言が繰り返されました。しかし、沖縄では証言を積み重ね得られた大きな教訓があります。改めて歴史の事実に向き合います。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト　https://newsdig.tbs.co.jp/

▼チャンネル登録をお願いします！
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-insiders.html

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.html

#ニュース #news #TBS #newsdig