SNSの力で選挙結果って変わるの?(SNS研究・社会学者インタビュー)【ギモン20】

テレビ東京の中村渡です。え、普段はです ね、私国際情勢のニュース伝えてるんです が、今日はですね、選挙特板、選挙報道の 担当者もしてるということなんで、 ちょっと選挙に関する、え、ニュースをお 伝えしたいと思います。ま、ニュースと 言いますか、今日はゲストを読んでですね 、話を展開していきたいんですけども、え 、立明官大学の準教授である谷原塚司さん にお越しいただきました。よろしくお願い します。谷原です。よろしくお願いします 。種原先生ですね、ちょっとこれ私が読ん だ本なんで、あの色々不があってあれなん ですけども、こうネット世論の社会学と いうこれ本なんですけども、ま、SNS 分析なんかを非常にされていて、ま、 データに基づいた分析をされているという ことで、え、ま、今回SNS選挙と言われ てる夏の参議院選挙もありますので、 ちょっとですね、選挙とSNSの関係に ついてお伺いしていこうかと思います。 すいません。ちょっと汚い感じに なっちゃってんですけど。あ、いえい。お 読みいただきありがとうございます。はい 。今回ですね、1番私気になってるのは、 ま、ここの本の中でも色々と分析されてる んですけども、SNSによってですね、 SNSの力によって、ま、選挙結果変わる の、変わらないのが1番気になるところで はあるんですけども、ま、ちょっとこう本 を読んでいない人にも通じるようにですね 、色々話を伺いしたいと思います。はい。 はい。もう端的に言うとどうですか? SNS って結果にどのぐらい影響を与えるのか? えっと、ま、端的に言えないんですけど、あの、ま、あの、科学者として真面目に答えるならちょっと現時点でよくわからないということになるんですが、ただ SNSって言った時にそのとか Facebook みたいなテキストメディアといいは YouTubeとかTikTok みたいな動画メディアは分けて考えた方がいいかなという風に思ってます。 で、あの、X自体はですね、あの、今に 始まったことではなくて、ま、あの、 2021とか22の国選挙とか、あるいは それ以前とかから、ま、かなり選挙の時は 盛り上がってはいたんですよね。でも、ま 、そんなにその、 ま、X上でどれだけこう自民党が叩かれて もですね、なかなか自民党は表を落とさ なかったという現状があったんですが、ま 、去年の2024年の選挙から、あの、ま 、かなりSNS注目されてるわけですけど 、じゃあ何がこれまでと、これまでと違う のかと言うと、やっぱり動画メディアが めちゃくちゃあの慎重してきたことですね 。ま、YouTube、TikTokで 2020年代に入って YouTube 上でもですね、政治経済系のコンテンツっていうのがかなり充実して成長してきましてですね。うん。 で、そういったところで、え、致名度を 上げた、ま、政治家さん、ま、典型的には た木一郎さんとか、え、ま、秋高田市長 時代からそういうところに出続けられてる 石丸慎司さんとかっていう方がですね、え 、非常にこうネット上での自盤と言います か、あ、ま、そういう政治経済チャンネル を見てるビジネスパーソンなんかにかなり 認知を上げていったということですね。 で、去年の選挙の時に、ま、あるし、選挙期間中にですね、集中的にこう、あの、ショート動画とか動画広告がこう着火されることによってすごくこう、火をつけたということだと思います。で、あの、すいません。 話長くなって申し訳ないんですが、えっと、メディア研究の常識から言うとですね、あの、そういった動画っていうのは、あの、なかなかですね、じゃあその、今まで自民党にずっと投票してた人を引っぺがして国民主党に投票させることができるかって言うと、ま、これはなかなかちょっと証拠に乏しいわけですね。 が、ま、あの、元々投票先決めてなかった 方とか、ま、あるいはそのこう手通り 少ないなとかちょっと思ってた方のこう 気持ちをこうアンプリファイするというか 、さらにこう背中を押すような効果って いうのは結構証拠が提出されてますので、 ま、結局これあの玉た木さんもよく おっしゃってますけど、ま、コンテンツが 有権者に響けば投票行動に結び結びつくし 、ま、そうでなければ別にそんなことも ないということだと思います。 で、何もないところからいきなり指示を広げるんではなくて、ちょっとこう目みたいなのがあったところにこう働きかけてると。で、それが例えば去年の衆議院選挙だったら、ま、国民主党が手取りを増やすっていったところが刺さった、響いたってとこてことですね。 まさにおっしゃる通りですね。はい。 なるほど。この本の中で、あの、ちょっと 触れていて面白いなと思ったのが、この本 自体が、あの、書いてあるのがSNS世論 と、あの、ま、選挙の結果だった りっていうま、いわゆる大衆の意見って いうのは帰りがあるって書いてあるんです けども、ただしそれがそういう時代のこの 資料としてのこの本の意味もあると、これ が今年になって、あるいは来年、再来年に なるとまたそのSNSの世論というのと、 ま、実際の世論というのがかなり帰りが 縮まってくる可能性もあるというよう そういうような書き方がしてあったんですけども、現在の現在値ってのはどのように取られてますか? えっと、あの、ま、よ、あらゆる世論っていうのはかなり癖があるんですけど、ただ現在においてもそのネット上で我々が目にするコメントといわゆる新聞社なんかがやってる世論調査の世論っていうのは全く異なる質のものだと考えています。 なぜならその新聞社なんかがやる世論調査って、あの、ま、基本的にこうランダムにこう対象さを選んで、ま、電話なりネットなりで聞いてると思うんですけど、ま、だからあれですね、ある人の民意だという風に日本人の祝図になってるという風に言えると思うんですけど、ま、ネット上の世論っていうのはもちろんそういう統計的に気を使って取られてるわけでもないですし、やっぱり何よりこう言いたい人が言った意見なんですよね。うん。 で、これあのAmazonの商品レビュー とか考えてみてもらっても分かると思うん ですけど、なんか星3とか普通でしたって いう人ってわざわざコメントしないですよ ね。ま、ものすごくあの賛成か、 ものすごく反対かっていうあの人がですね 、結構こうネット上に意見を投稿する ぞっていうモチベーションを持つので、 あのなのでこれはデータとかを取ってみて もネット上の意見っていうのは結構両極端 がマジョリティになりがちなんですよね。 これだから世論調査の世論とは真逆ですね。はい。 うん。 ま、別にそれどっちがいい悪いとかじゃなくてそういう性質だってことですね。はい。 そうなるとこう選挙においてってのはどうですか? ま、それは非常に難しいんですけれども、あの、ま、私は 2010年代の後半からずっと X を見てる感じではやっぱり与党の自民党、公明党、それから野党第の立憲に対する、ま、知的なコメンっていうのがもうほとんどなんですよね。 で、ただ去年の選挙の時に違ったのがその 国民民主党とか、え、ま、令和賛成は元 からかなり賛成コメントも多いですけど、 あの、ま、一定その去年比例を伸ばした 比例で特票を伸ばした政党はその賛成的な コメントが多かったんですよね。 なので、そういう進行政党に関してはだいぶこう、その指示層が、あ、ネット上にも言論を投稿するし、投票にも行くという行動を取ってるとは考えられますね。 これはあれですか、そういう指示層の方々が若い年代の人が多いからそうなるのか、何か他に理由があるのかいかがですか? あの、1 つはやっぱり年齢層が若いっていうのはもちろんあると思います。 と同時にその国民民主党も令和賛成党も あのいずれもネット上に自盤を持ってる 政党なんですよね。あの、ま 者数とかあ、再生数この3と格段に多い ですしなので元々そういうネットに コメントをする のを普通にやってる、日常的にやってる方 に指示層があるということだと思いますね 。

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現代の選挙を語るうえで欠かせなくなったSNS。
SNSの選挙結果への影響は?
今回のテレビ東京の選挙報道の中村チーフ・プロデューサー(WBSデスク)が、
SNSを研究・分析している社会学者の、立命館大学准教授の谷原つかささんに聞きました。
選挙や政治に関する「いま知りたい100のギモン」シリーズです。

▼谷原さんのnoteにて最新のSNS分析の結果が見られます
https://note.com/tktktktktk0606

#SNS#参院選#選挙#専門家インタビュー#谷原つかさ#中村航#いま知りたい100のギモン#ショート#100解説

6 Comments

  1. 数年前のれいわフィーバーが参政党に移っただけで国政にはなんの影響も無い。ただ自民党をどれだけ削れるかが着目する唯一の論点。思いのほか削ってくれて国民と維新の公約を両方飲ませられる結果が最善だが、さすがにそこまでは出来ないのが残念。

  2. 参政党の話題を特集しないんですか?
    問題あるのですか?
    平等とは?
    国民は、知る権利が有りますが!
    ここのコンテンツは、右? 左