研究費足りない「月に4万円」 科学者から悲鳴…ウイスキー空き瓶使い実験【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年7月8日)

日本の研究者が資金不足でに立たされています。研究に使えるのは 1ヶ月でわずか4万円です。 ウイスキー瓶を、えっと、倍地を入れる便に使っています。 静岡大学の工房を研究する研究室。地を入れる容器は専用のものではなくウイスキーの空き瓶です。 ま、あの、持ちやすいってことと、ま、何よりただということで、例えば 1g あたりの単価とかも書いて、あの、あの、大事に使うようにしてくださいっていう風にしています。 役は10 万円を超えるものもあります。ところが、高熱費を除くと研究室が使える資金は月 4万円ほどしかありません。 研究費が、えっと、学内からもあまりもらえなくなってるし、ま、あの家遣費の獲得強制は激しいし、かつこの 12 年はこう物価の影響をすごい受けていて、ダブルパンチを受けてるような感じです。 輸入品の多い実験用器具などの価格高等に加え、国からの女性金も簡単にはもらえません。 特に獲得が難しくなっているのが検費と呼ばれる国の女性事業。 ノーベル賞を受賞した基礎研究を支えてきたことで知られますが、申し込む研究者が増え受け取れるのは応募した件数のうち 3割程度だと言います。 最択率30% であまりにも低いなと思います。 560%ぐらいにしてぐらいにしないと 世界では中国とアメリカが研究費を飛躍的に伸ばす一方日本はほぼ横で大きな差が生まれています。注目度の高い科学論文の数で日本はイランに抜かれ過去最低の 13位に明しています。 論文の数が減れば新たな技術は生まれづらくなります。 PCR 日本の研究が遅れてるというような実際のデータが出ております。アメリカやそのヨーロッパの諸国に比べて日本の研究が全体として 1 年も遅れてる。研究が遅れてしまうと特許も出にくくなりますし、その経済への影響というのも大変大きいものだと思っております。 研究が進まない結果遅れを取り、創薬の分野ではすでに海外からの輸入に頼らざるを得ない状態に陥っています。この事態に危機感を募らせているのが産業界です。 軽団連は検費の早期倍増を提し、財源などについても議論する委員会を新たに立ち上げました。 科学 技術の遅れがですね、そういう科学技術人材の停滞につがりかねない。さらにそれが産業競争力、え、そして国益の低下ということに繋がりかねと。 国は5年に1 度の科学技術政策の方針を決める議論を進めています。 この夏に中間取りまとめをする見込みで研究費増額に家事を切るのかが注目されます。出てくれ。 [音楽] [拍手]

 日本の研究者が資金不足で岐路に立たされています。研究に使えるのは、1カ月でわずか4万円です。

■研究費足りない「月4万円」

静岡大学 木村洋子教授
「ウイスキー瓶を(酵母の)培地を入れる瓶に使っています」

 静岡大学の酵母を研究する研究室。培地を入れる容器は専用のものではなく、ウイスキーの空き瓶です。

木村教授
「持ちやすいということと、何よりタダ。(薬品の)1グラムあたりの単価とかも書いて、大事に使うようにしてくださいというふうにしています」

 試薬は10万円を超えるものもあります。ところが、光熱費を除くと研究室が使える資金は月4万円ほどしかありません。

木村教授
「研究費が学内からもあまりもらえなくなっている。科学研究費の獲得競争は激しいし、かつこの1、2年は物価高の影響をすごく受けていて、ダブルパンチの状況です」

■「科研費」採択率は30%

 輸入品の多い実験用器具などの価格高騰に加え、国からの助成金も簡単にはもらえません。

 特に獲得が難しくなっているのが、「科研費」と呼ばれる国の助成事業。ノーベル賞を受賞した基礎研究を支えてきたことで知られますが、申し込む研究者が増え、受け取れるのは応募した件数のうち3割程度だといいます。

木村教授
「採択率30%はあまりにも低いなと思う。50、60%ぐらいにしないと」

 世界では中国とアメリカが研究費を飛躍的に伸ばす一方、日本はほぼ横ばいで大きな差が生まれています。

 注目度の高い科学論文の数で、日本はイランに抜かれ、過去最低の13位に低迷しています。論文の数が減れば新たな技術が生まれづらくなります。

東京大学 後藤由季子教授
「(資金不足もあり)日本の研究が遅れているという実際のデータがある。アメリカやヨーロッパの諸国に比べ、1年も遅れている。研究が遅れてしまうと特許も出にくくなり、経済への影響も大変大きい」

 研究が進まない結果、遅れをとり創薬の分野では、すでに海外からの輸入に頼らざるを得ない状態に陥っています。

■産業界が危機感 国が議論

 この事態に危機感を募らせているのが、産業界です。経団連は科研費の早期倍増を提言し、財源などについても議論する委員会を新たに立ち上げました。

経団連 筒井義信会長
「科学技術の遅れが、科学技術人材の停滞につながりかねない。さらに産業競争力、国益の低下ということにつながりかねない」

 国は5年に一度の科学技術政策の方針を決める議論を進めています。この夏に中間とりまとめをする見込みで、研究費増額にかじを切るのかが注目されます。

(「グッド!モーニング」2025年7月8日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

30 Comments

  1. 研究もすぐ成果出るやつばっかじゃないし国立大学でもここまで費用捻出に苦心してるとは、とはいえ研究関係の仕事やってる人達はその分野の研究が将来的に役に立つと信じてるだろうしそこに出し惜しみしてほしくはないですね。

  2. 中国人、インド人を厚遇して日本人を蔑ろにした狂った日本政府😮アズワンとかで扱っとる研究用消耗品もどんどん品質が低下している😮そもそも雇用条件が狂っとる😮

  3. 日本の研究者に予算を出しても費用対効果が悪いんだよね。将来の日本のためには、戦略的に重要な教育分野に予算をまわすべき。

  4. 中学校高校の科学部の部費とは訳が違うのだからもっと研究費与えた方が良いです。

    日本の未来を切り開く研究ですよ?

  5. すぐに世の中に役に立つような研究ばかりじゃないからなあ。国立でこれはやばい。
    逆に自分のいた研究室は、国から2000万以上出てた。

  6. 総量としてどれくらいかは知らないけど金もらってる研究室は年間で億は軽くもらってる。単純に格差がすごいんだと思う。なんかの論文で一極集中させるよりも全体的に分配した方が、研究成果出やすいみたいなの見たことあるし、科研費の分配の仕方を考え直した方がいいかも

  7. 教育・研究費の削減は結局のところ国力の低下を招くのよね
    なんか影響が出始めてる感もあるけど

  8. 2024年名目GDPは、米国29兆ドル、中国18兆ドル、ドイツ4.7兆ドル、日本4.0兆ドル。

    米国:GDP日本の7.25倍・研究費日本の4.6倍、中国:GDP日本の4.5倍・研究費日本の3.5倍、

    ドイツ:日本よりGDPが多いが研究費は日本より少ない。…つまり対GDP比の研究費は、

    日本は米・中・独に比べ多い。日本の研究費が世界的に少ないかのような伝え方はおかしい。

  9. 数多くの研究をしなくっちゃあひと握りの功績は得らんねぇだろ。何やってんだよ国はよぉ

  10. 理系にせよ文系にせよ、研究に金を出さない国は衰退する。
    こんなんだから中国に追い抜かされたんだよ。