“SNS選挙”の裏側はどうなっているの?(伊沢拓司のギモン)【ギモン69】

こんにちは。今回テレビ東京の特別選挙 キャスターを務めます。どうぞよろしくお 願いします。いよいよおよそ1週間後に 参議院選挙の東海表が行われます。そんな 中でですね、今回の選挙で盛に言われて いるのがSNS選挙であるということ。 今日はその裏側を独自に取材していきたい と思います。 選挙関連の取材は初めてというさ。やってきたのは都内の雑居ビル。楽しみですね。何っているのか。 あるフロアで降りると 失礼します。 お世話になります。よろしくお願いいたします。 出迎えてくれたアフロヘアの男性 改めましてよろしくお願いします。い私と申します。 株式会社選挙の堀と申します。 株式会社選挙はい。 まんまっすね、名前。 2019 年創業のスタートアップ選挙。手掛けているのは政治家向けの IT サービスです。例えば支援者情報の管理サービス、 SやAなど政治家への支援度を分類し、 地図に反映できます。 地図で選挙ポスターを貼った位置を ピン止めすることも可能です。 さらに最近伸びているのが 政治家向けのSNS動画の制作です。 見せてくれたのは山陰戦工事前にある候補 者から政策を依頼されたコンテンツ の予論クイズ問題 考えてみてね。 [音楽] 年金は破綻寸前。多くの現役はもう気づい ている。 ああ、なるほど。 ですね。こんなをやってます。 筋肉。 さらにこちらは去年 10 月の衆院戦の工事前に立憲民主党の政治家の依頼で作ったというスマホ向けの縦型動画。 [音楽] あの、ありますね。僕はやっぱり大表金という方が [音楽] 単価は50万円から300 万円ほど、これまで 200人分ほど手がけてきたそうです。 野党と与党どういった政党からの依頼が多いですか? ああ、ありがとうございます。一応うち幅広くどの等ともお付け合いがあるんですけれど はい。 どの等多いというよりかはやっぱ比較的若い議員さんからの依頼が多いです。これ政治関連の動画特有のコツとかってあったりするんですか? [音楽] やっぱり公職選挙法に 準拠去しなきゃいけないっていうのが 1 番あるんですよ。 なるほど。公職選挙法 議員の定数や選挙運動のあり方などを定め た法律のことです。 [音楽] 221条では特定の候補者の当選落戦を 目的とする買収行為や理害誘導を禁じてい ます。 [音楽] 選挙が手掛けてきた動画は選挙機関の政治活動などの動画のため戦法には違反しないといます。 ただ落とし穴が で、よくあるのが、ま、ちょっと普通のこうなんですか、 PR 会社さんとかマーケティング会社さんが政治家さんのこういった SNS コンテンツ作成を受けたらついううっかり言ってはいけないことをあの書いてしまったりとか投稿してしまってちょっと問題になるってのが実は結構ある。うん。 主体性を持って我々が例えば企画を作るとか はい。 え、ていうのはその賠償収になっちゃうん。 ええ、やこしいですね。 すごいやこしい。 普通だって動画の企画なんて動画作る側が立ってたりするじゃないですか。 そう。最高。最後。 [拍手] 実際去年11 月の兵庫県知事戦では再戦した斎藤知事陣営の [音楽] SNS運用などを手掛けたという PRの主体性が問題となりました。 知ってそこで重要なのが、 ま、基本的にはあるんですけども、 業務指示書って書いてある。 その指示書2は尺は [音楽] 15 秒以内、パターンはアンケート結果のグラフデータを使用した構成などと細かい指示が書かれています。 なるほど。 はい。 発注されないでやってしまったら大変なことですね。基本的には指示をされてやるよという形を文章の上で残しておく必要あるわけですね。 そうです。はい。 選挙では依頼の範囲を超えた作業をしない よう全て自社内の政策チームで完結させて います。 詳細な指示書に加え選挙期間中は依頼を 断ることで公戦法に定職しないようにして いるそうです。現在SNS などでアップされている選挙の動画は広告として認められた政党のコンテンツ以外は市民や人が無償で作ったもののはずですがうん。ちょっとこれがこの話が使えるかわかんないんですけど ありがとうございます。 そのそれを利用してわざと世論形成しようとしてるみたいな人たちもいるんですよ。うん。そうですよね。 そう。裏側の話ですけど、他の、え、党を蹴とすためとか うん。 あ、自分のところの候補者に有利なよりみたいな文脈で、わざとそういう情報を操作する方も事実ではい。 取材を終えた井沢さん。 デジタルとは真逆の選挙ポスターの掲示板を見つける思わず。 [音楽] あ、あんまりこう普段見ないですけどゾーンとかって結構注意書きが書いてあったりするんですね。選挙運動のルールとかも書いてあるんですね。 公職選挙法というルールがある中で、より 多くの人がやっぱりSNS選挙やってる。 なんなら多くの人がやってるからみんな SNS選挙参加せざを得ないぐらいの環境 になってきた感じはしましたね。選挙に 出る側投票する側とよりSNS選挙に対応 した味方情報のあり方みたいなのを考えた 方がいいような気はしましたね。 日本の行方を決める戦を徹底分析。 選挙サテライト是非ご覧ください。

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いまや選挙に欠かせないツールとなったSNS。そのSNS選挙の裏側を特別選挙キャスターの伊沢拓司が取材!
支援者情報の管理やSNS動画制作など政治家向けITサービスを提供しているスタートアップ企業・センキョへの取材を通じ、公職選挙法と選挙関連動画の関係を深掘りします。

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8 Comments

  1. 世の中の大半は、自分で考える能力の無い人間じゃん

    みんなが投票するなら自分もする、みんなが投票しないなら自分もしない、そんな人間ばかりだろ

    フェイク情報で上等じゃん、適当に決めて投票すればいい

    いままで進学でも、就職でも、結婚でも、その場の乗りで決めてきただろ、同じだよ

    そもそも考える力がないんだから、たまたま目についた名前を書いて投票すりゃいいじゃん

  2. 政治参加とは、どの議員が何の法案に賛成・反対したのかと云う事を常日頃から監視を続け、次の選挙で判断を下すことです

    投票所へ行って、候補者名を適当に書いた紙切れを箱に入れても、政治に参加したとは言えません

    有権者は政治参加する権利を有すると共に、政治家を監視する責任を負っています

  3. SNSはアルゴリズム的に片方の意見だけが強調されやすくなったりして思想に偏りがでたり、名前も顔も明かしていないため責任のない情報発信が行われるので、情報の多さと引き換えに情報の正確性がない。良い面だけではなく悪い面もある。難しい問題だ。